2023年1月26日木曜日

【コラム13】みんなの夢(新年のあいさつより)

私の好きな新年の挨拶を紹介します。

今年もまたご一緒に 九億四千万キロメートルの宇宙旅行をいたしましょう。 
これは 地球が太陽のまわりを一周する距離です。
速度は 秒速29.7キロメートルのマッハ93。
安全です。他の乗客たちがごたごたをおこさないよう祈りましょう。

 これは、SF作家「星新一」さんの年賀状の文章です。とてもお洒落な文章だと思いませんか。星新一さんは、今から約26年前、享年71歳でお亡くなりになりました。

 さて、現在の宇宙船「地球号」は、上の文章のようにまだ安全なのでしょうか。
 残念なことに、世界では戦争がおこっていて、私たちの生活にも影響がでてきています。また、3年前から、悪い病気が流行っています。それは、健康だけではなく、差別や中傷などで人の心を傷つけることもあります。2015年には、持続可能な社会をつくるための17の目標が話し合われました。つまり、世界中の人々がこの社会を持続していくことができるのか、心配になっているのです。 

 この世界の難しい問題を解決するために子供たちに次のようなお願いをしました。

 まずは、身近な友達と仲良くしたり、下級生に親切にしたりすること。
 子供たちの力でウクライナとロシアの戦争を止めることは難しいです。でも、世界中の子供たちが全員優しくなれば、未来の戦争は少なくなるはずです。

 次に、言葉遣いをていねいに、思いやりの心をもって、友達に接すること。
 コロナや差別はなくならないかもしれません。でも、世界中の子供たちが全員思いやりの心をもてば、未来では救える人がたくさん増えるはずです。

 最後に、勉強をがんばること。そして、その努力を続けること。
 どの教科も百点をとるのは無理です。そもそも、それは人生の夢や目的ではなく、途中経過の目標にしか過ぎません。でも、努力することを忘れなければ、みんなの夢は叶い、持続可能な社会をつくることにもつながるはずです。

 大きな的(まと)に向かうには、小さな標(しるべ)を重ねることも大切です。 

  みなさん、今年も宇宙船「地球号」にのって、1年の太陽周回の旅を相席いたします。どうかご一緒に、子供たちの見守りをよろしくお願いいたします。 


鹿児島県いちき串木野市を伝えるフリーマガジン『ALUHI』2020/03

教頭先生が市役所入り口にある、フリーマガジンのコーナーでみつけたそうです。
閉校前の冠岳小学校。
本校の児童が表紙と内表紙に掲載されていました。




広報「いちき串木野1月号」に本校児童発見!

広報「いちき串木野1月号」に本校児童が掲載されていました。














2023年1月22日日曜日

2月22日(木) 南日本新聞 「南九州美術展」表彰に掲載されました。

 本校1年生児童が掲載されています。